映画『日本と再生』を観た

渋谷のユーロスペースにて、先日『日本と再生』を観た。世界は再生エネルギーへと舵をきっているのに、日本はすでにそれに遅れをとっているぞと。再生エネルギーを取り入れている国、地域のやり方を、堅苦しくなく、明るく語っているのが印象的だった。
原子力は、ともかく「やっかいだ」。金はかかるし、始末もできず。
原子力発電にたよってきたこの半世紀がもたらした今の状況は、それまで生きてきた世代の責任でもあると思う。
オイルショック以降、資源のない国のたよれるエネルギー源と野方図に原発を建設し続け、それを容認し、批判することすらせず、恩恵を受け続け、高度成長に、バブル景気だと浮かれてきた。地球温暖化の切り札にと原子力なんてこともいっていたこともそれほど昔ではない。
なんだかなあ、空気がそうしたのか、無関心がそうしたのか。

さて、話を変えて、豊洲移転の問題だ。昼間中継でみてしまった。

「都庁に3、4日しか来ていないというけど、それ以外は私は街を歩いていました。渋谷を歩いて、危険なドラッグがやりとりされていることをしって、その対策をしました」

「自分の興味があることをやるのは、政治をするものとしては当然でしょ」(「興味のないことは、ほかの人に丸投げだったんじゃないですか」との質問に対して)

はあ〜、である。呆れた。
国政に復帰するとかいって途中で知事職を投げ出して、ムダな選挙をさせた人である。

ぼやき川柳を一句やってみました。

豊洲へと移れと急かす、舵野かな。