中国関係の本を読んで

安倍総理というのは、タカ派といわれ、中国や北朝鮮の脅威等に対抗するために、海外での自衛隊武力行使ができるように、憲法9条と改正しようという考えを発信しています。

その考えには中国の脅威を日米同盟(アメリカの軍事力)の力で抑止できるということが基本あるのだと思いますが、
加藤嘉一氏「われ日本海の橋とならん ー内から見た、中国、外から見た日本 ーそして世界」を読んでいたら、あまりアメリカのいってることにのって中国脅威だから、いざとなったら一緒に闘いますよみたいな流れにならない方がいいのではないかと思いました。
まず、尖閣諸島のことにしてもそんなあの島のことで2つの国の間の関係が悪くなるほどヒートアップする必要性はないのです。そもそも、棚上げにして未来にといっておくのが、賢いと思うのです。
尖閣諸島問題も、13億の国民をまとめていくための知恵として政治的に使っているということ、それと今まで気づいていませんでしたが、第二次世界大戦では、日本が敗戦国で、中国はアメリカと同じく戦勝国(連合国側)だったんだという点。
中国VS米国(+日本)みたいに思ってましたが、その実 中国+(米国)→日本←米国+(中国)なのでは。

DATA 加藤嘉一(かとうよしかず)1984年生まれ
2005年、日本からの留学生として反日運動に対するインタビューを受けたことがきっかけで、またたく間に言論人として活躍することになった人。
現地レベルの会話力の身につけ方を知りたかったこともあって、今回この著書を読んでみました。中に書かれていたが、1日10時間以上を中国語の勉強にあてて半年で習得したそうです。