心に残る映画

何年もたっても心に残っている映画のひとつは、「スティング」。あの有名な音楽が気に入ってしまって、「エンターテイメント」っていう題名だというのは、最近知りました。ピアノで弾けるようになりたいって思ってます。ストーリーの展開も洒落ていて2回観ました。ビデオでしたが。
そのほか、古い映画で「第三の男」。音楽は、あまりにも有名。最後のシーンで女の人が男のそばを視線ひとつふることなく、まっすぐ前を見て往きすぎていくシーンは心に残っています。
あと泣いたのが北野武監督出演の「哀しい気分でジョーク」だったかな、高校生の頃か観て、初めて劇場で泣けてきた映画だったので、自分でもびっくりしたように記憶しています。子どもと父親が旅をするような話だったっけ。

観たそばから、感覚のフィルターを通り、流されていっているみたいで、劇場でると、今観た映画の登場人物の名前を思い出すのに苦しむことが多い私。観ながらメモするようなマメさはないので、その場限りの感動を味わうのでよしとしています。それにひきかえ、映画に関しては、異常ともいえる記憶力の母。「昔みたよい映画」題したメモがあるので、ここで少しそこからも引き出してみると、「慕情」「旅情」「エデンの東」「理由なき反抗」「ジャイアンツ」「モガンボ」「キリマンジャロの雪」「老人と海」「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」などがあがってました。横に主演俳優が併記してあり、恐ろしいほどの記憶。それほど心に刻みつけられた映画ということなのでしょう。