溶融は津波の5時間半後から

本日の朝日新聞の記事の見出し。これまで隠されていた事実にびっくり。ここにきて分かったようだが、分かっていて隠していたのかもしれないなんていうようにも思える。リスクを減らす意味でも、これから、日本の原発は縮小していくべきだと思う。浜岡原発を止めたのは、よかったと思う。これまで、数十年前から、このような事態になることを恐れ、指摘していた人は世の中にいたはずなのに。こうした事故がおこってはじめて、本気で見直す雰囲気になるというのも人の世の愚かなところだ。自分も含めて、原発の電気を使ってきたわけだから。この夏、原発の発電がなくとも、だいじょうぶとならないと。自分にできるのは、まずは節電。昨日の朝のNHKの「ニュース先取り」では、振動発電なるものも紹介されていた。道路で車の振動を利用して、街灯をつけるとか、いろいろ使い道が考えられているそうだ。そういう話と別に、原発の周辺の、放射能汚染で飼っていた牛を処分しなければいけなくなった人など、都会の新エネルギーだ、なんだと騒げる人との落差も感じてしまう。口あたりのいい未来を語るだけでなく、現実に起きた放射能の除去という重い課題も忘れてはいけないことだ。

畑の土の中から虫?触覚のようなのは、落花生の芽です。「自分のカラを突き破れ」ってか。

春菊の花。下に見えるは天竜の檜のまな板です。